Dです。悩みながら介護をしている私ごときが、えらそうにお話しできることはないのですが、このサイトのライターである友人にアドバイスをもらいながら、気持ちを切り替え、楽になっていった課程をお話ししようと思います。参考になるといいのですが。
私はずっと「親を見ない」=「非情な人」と思って、自分を責め続けてきました。自分を産んで育ててくれた親ですから、面倒を見て当たり前なんですよね。だけど、現実的にそうできない部分があって、自分を責め続けたのです。
そんな私に友人はこう言ってくれました。
「結婚して家庭を持ったら、自分の意思だけで親の面倒を見る/見ないは決めようがないでしょ。たとえ自分の意思とは反対に介護ができなかったとしても、自分を責めることはないよ。一生懸命考えているあなたは非情な人じゃない」って。
この言葉でずいぶん気持ちが楽になりました。すると、自分が余裕ができて、母に少しだけ優しくなれた気がします。
介護の一時の問題じゃないので、長く親と向き合うためにも、自分の心に余裕を持つことは悪くないんだと思いました。
私、最近母の介護をするようになって思うことがあります。それは「常に一緒じゃないからこそ優しくできる」ということ。
私の実家と私の今の自宅までは車で10分ほどの距離にあります。行こうと思えばすぐに行ける距離なので、少なくとも週1回は必ず母の元へ訪れるようにしています。いつも一緒にいてあげれなくて申し訳ないな、という気持ちがあるからですかね。ちょっと気に障るようなことを言われたとしても適当に受け流すことができています。
これが完全同居で、毎日世話をする状況になったら、たとえ自分の親でもイライラして喧嘩してしまっていると思いますよ。正直大変ですもん、介護って。
お互いにとって、ストレスの少ない状態をキープするためにも、ある程度の距離はとっておいたほうがいいですよ!
昔は長男夫婦が親の面倒を見るのが普通だったかもしれません。でも今は違います。親の面倒は兄弟全員で見ていく時代です。それぞれの家庭にそれぞれの事情があるわけですから「うちは無理だよ!」なんて言わず、みんなで助け合っていくべきです。
一年交代で親をみるという決め事は、兄弟の家の距離があり、現実的に母の移動が通院している病院の環境などで難しかったです。
お金は兄弟で世話している頻度と兼ね合いを考えて、金額を決めるなど、兄弟家族みんなで集まって決めました。
個別に話したり、電話での話し合いは、逃げられたり、真意が伝わらないことがあります。「大事なことだからこそ、顔を合わせて話し合うべき」と友人に言われ、がんばって兄弟にもそう訴え、実現できたのですが、本当に顔を合わせて話し合ってよかったと今は思っています。
まだまだこれから、母の具合や痴呆の進行具合によって問題はつきそうにもありませんが、勇気を出して意見を言っていこうと思います。押し付けられるだけにはならないように、とにかく頑張ります!
母は要介護認定を受けているため、公的支援サービスを受けることができます。
最初は、支援を受けることにすごく抵抗があったんです。他人様に親の面倒をみてもらうなんて、と。
でも、お互いストレスを溜め込むより、デイサービスや訪問介護など、受けられるサービスは上手く利用していくほうがいいのかも!と思うようになってきました。
お試しでデイケアなどを利用したところ、母も楽しかったのか、賛成してくれているので、おそらく公的支援サービスを受けることになりそうです。公的支援サービスは、住んでいる地域によって違うので、役所のホームページなどで確認し、地域包括センターなどに相談に行くのもいいかと思います。私は役所の窓口で相談しました。
とにかく親とは少しでも距離のある生活を送りながら、でもその分逢える日には精一杯優しくしたいと思います。
私なんかのアドバイスでお役に立てたらよいのですが。親の問題に悩まれているみなさんにも、良い解決策が見つかりますように。
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